着物と言うもの、近頃ではあまり着る機会もなくなってきました。加えて、自分では着られないという人も増えてきましたね。
そんな時に誰かから譲ってもらった、もしくは遺品として受け取ったなど場合、タンスにぎゅうぎゅう押し込んでおくわけにも行きません。
タンスの肥やしにするくらいなら、いっそ買い取ってもらったほうが良いと考えるのは当然です。
着物の買取で訪問買取の場合
着物の買取というと、今では多くの買取サイトもあるので、そちらで買い取って貰う人も多いでしょう。
また街中で、買取を謳っている店も時々見かけます。
しかし着物をわざわざ持って、場合によっては交通費もかけて買取してもらいに行くのは、面倒なものです。
そう言った時に便利なのが、訪問買取です。しかしこの訪問買取で気をつけたいことが1つあります。
着物の押し買いです。
着物の押し買いって何
押し売りという言葉は聞くことも多いでしょうが、押し買いというのもあるのです。
いきなり訪ねてきて買取をということもありますし、他のものを買い取る時に特に売るつもりのなかったものまで買取をしてしまうのです。
いきなり訪ねてくる押し買いは殆どありませんし、これはインタフォンに出た時に断れば済みます。
しかし何かを買い取ってもらう時に、こちらもまとめて売りませんかなどと言われると、断りにくいものですね。
そうして無理に買い取っていくことを押し買い、というのです。
きちんとした査定でならともかく
こうした買取ではまず、きちんとした査定額を出さない悪質業者が多いのは事実です。
もしきちんとした査定額で、売る方の意思をきちんと確認した上でなら、同じやり方でも押し買いになりません。
しかし実際に、買取に来て他のものまで安く買い叩く業者、悪質業者がいることも事実なのです。
訪問買取は便利ではありますが、家に他人を入れるという点でもいささか危険で、こうした押し買いなどのトラブルも招きやすいのです。
特に訪問買取の業者は、しっかりと選ぶようにしたいですね。